多くの人が生活に取り入れているヨガですが、美容や健康への良い影響が期待できることから、特に女性からの人気が多くなっています。
「家でもできる」「短時間でもOK」「マットと動きやすい恰好でできる」「激しい動きをしなくても良い」など、人気になる要素は盛りだくさんです。
ヨガを行うことで得られるメリットも、「バランス感覚が身に付く」「自律神経を整える」「ストレス軽減」「全身の筋肉を鍛えられる」など、実に様々です。
そんな数多くのメリットの中でも、「柔軟性が上がる」というメリットは、健康で暮らしていくための最大のポイントと言っても過言ではありません。
この記事では、そんな「ヨガで柔軟性を上げることで健康でいられる理由」について解説していきたいと思います。
【ヨガをすることでなぜ柔軟性が上がるの？】
ヨガを行うことで柔軟性が上がるのは、そのポーズ（アースナ）に秘密があります。
・スカアーサナ（あぐら）
・ターダアーサナ（山のポーズ）
・ウルドゥハスタアーサナ（手を上に上げるポーズ）
・ウッターナアーサナ（深い前屈のポーズ）
・ウトカタアーサナ（椅子のポーズ）
・ブルクシャアーサナ（木のポーズ）
・ヴィーラバドラアーサナ（英雄のポーズ）
このように、ヨガには様々なポーズが存在し、その一つ一つのポーズを実践していくことで体の筋肉を安全に伸ばしていくことができるのです。
ちなみに、ここで挙げたポーズはほんの一部で、よく使われるポーズだけでも40種類以上あります。
様々なポーズをすることで筋肉を伸ばす効果があるのはもちろんですが、実は「体を静止している時間」があることで最大限の柔軟性を手に入れられるのです。
ヨガは、一つ一つのポーズを一定の時間維持するように行いますが、この「体を静止している時間」があることで筋肉繊維やクモの巣上の結合組織が伸ばされます。
こういった効果はヨガを長く続けるほど上がりますので、1年以上続けることで驚くほど柔らかい体を作り上げることができるのです。
【柔軟性が上がることで避けられる症状】
社会人になり忙しい毎日を過ごすようになると、どうしても不規則な生活になったり運動不足になってしまったりするものです。
若いうちはそれほど体に影響は出ませんが、30代、40代と年齢を重ねるごとに様々な症状が現れてくるものです。
例えば、以下のような症状で悩んでいる人はかなり多いはずです。
・股関節症
・腰痛
・首肩のコリや痛み
・肥満
・心筋梗塞や動脈硬化予備軍と診断された
・怪我をしやすい
こういった症状は、慢性的症状となることが多く、悪化してしまうと日常生活に大きな支障が出てしまうこともあります。
しかし、これらの症状は柔軟性を上げることで改善や予防をすることができるのです。
柔軟性を上げると、以下のようなメリットを得ることができます。
・血流が良くなる
・関節に掛かる負荷が少なくなる
・怪我を予防することができる
・基礎代謝が上がる
これらのメリットを得られるということは、すなわち前記した多くの症状を改善したり予防したりすることに繋がります。
更に、柔軟性が上がることで「女性らしいしなやかで美しい体に見える」というメリットが得られるのも、女性にとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。
「でもヨガってなんだか難しそう」と思いなかなか一歩を踏み出せないという人もいるかもしれませんが、初心者、中級者、上級者といったようにその人のレベルに合ったヨガができるので、安心して始めてみましょう。
まずはYouTubeなどでヨガの動画を観ながら家で試してみても良いですし、ヨガスクールで正しいポーズや呼吸法をしっかり学んでみるのもおすすめです。
【まとめ】
今回は、ヨガで柔軟性を上げることで健康でいられる理由について解説してきました。
・様々なヨガのポーズによって柔軟性を上げることができる
・柔軟性を上げれば肥満や首肩のコリ、腰痛、股関節症などを改善、予防ができる
というようなことがお分かりいただけたかと思います。
「昔よりも体が硬くなってきたな」と思う人は、ぜひヨガを始めてみてはいかがでしょうか？
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